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046月/18

CR充填は難しい


CR充填は難しい。歯科では一番当たり前に行われている処置だが、実は結構奥が深い。
奥歯の噛み合わせ面から、隣の歯と向き合っている面にかけて虫歯がある患者さんの場合、型とりをして金属で治すか、白いプラスチックで治すか、我々も悩みます。先日、白いプラスチックで治すことを患者さんが希望され、処置しましたが、直接見ることが難しい奥歯では、処置が難しいと感じました。
特に難しいと感じたことは、大きな虫歯を削って歯の形が崩れてしまったところを、きれいに再び歯の形に作り直すことと、食べ物が歯と歯の間にはさまらないように、歯と歯が適切な強さで当たっている(コンタクトと言います)ように作り直すことでした。
私は、形をきれいに作り直すことばかりに意識が向き、コンタクトがほんの少し緩くなってしまいました。幸い、手が空いていた院長が修正を加えて、無事患者さんの詰め物は適切なコンタクトを回復しました。
上手くなってきたなと実感していた矢先の出来事でしたので、もっと修練せねばと痛感した症例でした。
今回学んだことは、患者さんが白い詰め物を希望しないのであれば、大きな虫歯で隣の歯との接触が必要なケースでは、金属で治したほうが良いこともある。白い詰め物でなおすのであれば、コンタクトの強さ回復も頭に入れて、かつ外れにくい形態を付与することなどでした。
今後、審美面で考えるならば、笑った時や会話をしているときに見えてしまう下顎の歯に関しては、金属より白いプラスチックの詰め物で治したいと希望される患者さんも増えてくる可能性も考えられます。あらためて白いプラスチックの詰め物は、奥が深いと感じます。私は、今後もためにも修練を積んで、白いプラスチックの詰め物で治したいときぼうされる患者さんがいたら、自在に対応できる技術を身につけたいと感じました。