歯髄(神経)保存治療

(a)歯髄保存療法(MTAセメント)

歯の神経近くの大きな虫歯の場合、そのままでは虫歯をとり切った刺激で神経が死んでしまうことがあります。特に神経が露出した場合、水酸化カルシウムによる直接覆髄により歯髄の保存をしますが、成功率はそれほど高くないです。
結果的に神経を取る処置(抜髄)が必要となることもあります。
MTAセメント覆髄処置では高い確率で神経をのこすことが出来るようになりました。

歯髄保存治療 | 北区 十条 マルシェ歯科

MTAセメント料 1歯あたり20,000円(税別) かぶせ物、つめ物等、別途必要となります。

(b)ドックスベストセメント

ドッグベストセメントは、抗菌作用の(銅イオンの殺菌力)を持つ銅セメントです。
通常なら、虫歯の部分を全て取り除くため大きく歯を削りますが、ドックベストセメントを使用する事で、大事な歯を極力削らず、歯髄(歯の神経)を残すことが出来る治療法です。

※注意点
■MTAセメントやドックベストセメントの治療は保険外治療であり、自費治療となります。上に被せる冠や詰め物も自費扱いとなります。
■また、虫歯が出来ている部位や量、状態等によってはドックベストセメントの治療が出来ない場合もございます。
■ドックベストセメントの治療をしたからといって、虫歯にならないわけではありません。日頃から、適切な歯みがきを心がけてください。
■治療後も定期的な歯科検診を受診していただきます。

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少し進んだ虫歯

通常は虫歯の部分を全てとり切る為大きく歯を削ります。
ドックスベストセメントを使うことによって削る量を最小に抑えて殺菌をしてつめ物をします。この療法の場合、神経の上の自分の歯をほとんど削らないので歯がしみにくいとのメリットがあります。

大きな虫歯の場合

虫歯の感染部分を全部とってしまうと神経が出てしまいますので神経近くの虫歯部分を除菌しないでミネラルで殺菌します。
虫歯菌を殺す特殊なセメント(ドックスベスト)を使います。
歯の中に残った虫歯菌のあった場所は殺菌されていますのでしっかり密封すれば大きくなってゆくことはありません。
ただこの療法の場合、1年経過をみることになります。
修復処置は1年後となります。

MTAセメント及びドックスベストセメント科金 1歯あたり20,000円(税別) かぶせ物、つめ物等、別途必要となります。

(a)(b)の両治療とも細菌感染の起こっている歯や自発病のある歯は非対応となります。
(抜髄処置)
又、治療後一時的に知覚過敏の症状があらわれることがありますが、これらの症状も時間の経過とともに軽減消失してゆきます。
従来より高い確率で歯髄を保存できる療法ですが歯の状態によっては治療後に歯髄炎などにより抜髄となる場合もございます。

治療の流れ(ドックベストセメントの場合)

①虫歯の部分を全部取ってしまうと歯髄(歯の神経)が出てしまいますので、歯髄(歯の神経)に
 近い部分にある虫歯は取らずに残します。

②虫歯部分を洗浄後ドックベストセメントをつめます。
(歯の中に虫歯がある部分が残った状態ですが、ドックベストセメントの抗菌作用で死滅させます。)

③ドックベストセメントの上から、つめもので蓋をして治療は完了となります。
(1年程度でドックベストセメントの銅イオンの殺菌力によって完全に殺菌されます。)

※当院ではドックスベストセメント治療に際し、より確実な方法を取らせていただいております関係上、浸潤麻酔を行ない、タービンで保存不可能部位の除去を行っております。


当院では、除菌システムを完備し「細菌数ゼロ」の歯科治療水で治療を行なっています。
定期的な第三者検査機関の細菌検査など、日々詳細な規則を順守し水質管理に努めています。
さらに、その治療水の残留塩素濃度(消毒効果)を常に10ppm以上に保ち、除菌しながら治療を同時に行なえる歯科治療を実施しています。(国の水道水基準値は0.1ppm以上)
詳細は、以下のページをご確認ください。
特定非営利活動法人POIC研究会